2012年3月30日金曜日

マイケル・サンデル究極の選択「格差拡大あなたはどこまで許せるか? 」

途中面白かったので覚書。

この番組は不思議なことに、日本人学生の発言が英語のときは字幕を表示し、外国人学生の発言が英語(全員だと思う)のときは日本語に吹き替えている。
日本人に日本語吹き替えが合わないという点を間引いても、違和感があった。いっそ全て字幕でもよかったのではないだろうか。

さて本題。
この番組中盤のテーマ、成功は「運」かそれとも「努力」か、の議論が面白かった。
突破口を開いてくれたのはケイという日本人学生。個人的には、英語を使わず日本語で発言していたこの学生の意見が最もよかったと思う。

ケイの意見を要約すると
・消費税より所得累進性を高めるべきだと思う
・多く稼いでいる人はインフラ等より多くの社会基盤を使っている
・稼いだ財産も社会によって守られている
・普通の人より「社会そのもの」を利用しているといってもよい
・社会を利用して得た財産は税で徴収し、社会に還元すべき

ここから成功に「運」はどの程度必要なのか?という議論に発展。

上海の女学生は「運」のほうが圧倒的に必要と言い切る。
「自分と同じだけの努力をしても、チャンスに恵まれなければ結果は出ないと思う」
(他学生から一流大学へ入学したことの指摘されたことに対して)

古田氏(元ヤクルト捕手)「一流選手は自分が成功した理由に『運が良かった』ということが多い。逆にそう言えるようになって初めて一流と言えるのかもしれない。もちろん運だけで成功したわけではないが、そういう謙虚な気持ちが大事なのではないか」

ここでサンデル教授がウォーレン・バフェット氏を例として挙げる。
彼は投資家としての能力が現代社会において高く評価されている(だからこそ巨額の富を得た)。

もし私達が日本の武家時代に生まれていたとしたらどうか?多分成功していないであろう。どのような社会に生まれるかは運である。成功は必ずしも自分の努力だけではない。
我々は今の自分は自分の努力の結果だと思いがちだ。それゆえその成果は全て自分が受け取るべきだと考えてしまう。
社会基盤を使って成功したにも関わらず、自分の力だけで成し遂げたと考えるのは、いささか傲慢または思い上がりとも言えるのではないか?
収入の多い人は少ない人を助ける義務があるのではないか?

という議論まで発展した。いい議論だったと思う、と教授はまとめた。

2012年3月16日金曜日

セミナー「ActionScript 3.0 パフォーマンスチューニング 」のサンプル007_capture_phaseについて

2012.2.15のセミナーで使用されたサンプルをダウンロードさせていただいた。
掲載いただけるとはありがたいことである。

その中のひとつ007_capture_phaseについての覚書。

このサンプルはcaptureについて説明するためのものであるが、
子にイベントを設定せず、親だけでコントロールしている、ということも特徴だ。

これまでの私の製作方法は
1.ボタン専用のクラスを作り、
2.その中でエフェクトなどのメソッド作成し
3.そのクラスにマウスイベントを付与していた
4.さらに個別にマウスイベントの起動・解除メソッドを設定親またはメインのスクリプトでマウスイベントの起動・解除を設定していた

一方今回の方法を使うと
・ボタンは単純なグラフィックで構成される要素だけにし、
・エフェクトはメソッドで作成、そこに操作対象(ここではボタンmc)を渡す
という手法が使える(クラスメソッドにしてもよいと思うが、クラスメソッドとかクラス変数はインスタンスと違ってnewでクリアされず残ってしまうので、わざわざ初期化メソッドを作らなければならないので面倒かも)

また、驚いたことにaddEventListenerの第3引数:captureをtrueにすると
そのaddEventListenerを設定したオブジェクト自身はターゲットにならず
イベント配信を行わない。
試しにサンプルのflaファイルにGroup(mc)のボタン群の背景に壁紙を敷いてみたが、
クリックしても反応はない。
ちなみに、サンプルファイルのxChange内に以下のスクリプトを記載したところ
trace(eventObject.target.name  , eventObject.currentTarget.name);
のスクリプトを記載したところ
//target : my0_mc ~my3_mc  currentTarget : instance1(親) 
の結果となった
target :まさにクリックされた対象
currentTarget : イベントを設定した対象
と覚えておく

2012年3月11日日曜日

音楽

「面白い音楽いっぱい知ってるね。今度教えてよ」
仲間の一人が言った。彼は答えなかった。
当然だろう。その曲がいい、と思ったわけではなくファッショナブルと感じただけだったからだ。

2012年3月3日土曜日

休眠口座が話題になりましたね。

一体だれが言い出したんだろう?と思っていたら。
提案したのは大前研一氏でした。以下に詳細が書かれています。

〔大前研一「ニュースの視点」〕
KON403「本四連絡道路と休眠口座~真剣に「活用する」ことを考える」

http://www.lt-empower.com/koblog/viewpoint/1795.php


気になる点が。

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 銀行が「顧客のお金だから」と反発しているそうですが、
 銀行こそ最も出る幕がない立場にいます。


 現在、日本では10年利用しない口座(休眠口座)のお金の中には
 「一旦銀行の利益として計上」されているものがあります。
 顧客のお金を奪うなと言いながら、自分たちの利益としているのですから、
 開いた口がふさがらないとはこのことです。

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負債として計上しつづけた方が銀行としては有利かと。利益計上すること無く資金運用できますし。にも関わらず利益にするってことは、長期間負債に計上し続けることに会計上の問題があるのでは?と想像してました。
このあたり詳しい人いたら教えて欲しい。
この件に限って言えば銀行の主張の方がわかりやすく感じますね。当然預金者のお金だと思います。













2012年3月2日金曜日

Javascript 第5版進捗

17章4 p438 Tooltip

2012.03.03 このスクリプトは実行できない。
最初のTooltip.X_OFFSET=25 でエラーとなる
→クラス生成が無いため、宣言されてませんエラーと推測。function Tooltip(){}を追記する
→timer内 function(){self.show(text , x , y);} ,のshowがエラーに
これについての記載がサンプルプログラムには無い。jQueryから持ってくるのか?
またself(thisが格納されている)はfunctionのため、隠すようなもんでもなさそう。本来targetが入るのでは?

Tooltip.X_OFFSET=25 ; //マウスポインタから何ピクセル右にするか
Tooltip.Y_OFFSET=25 ; //マウスポインタから何ピクセル下にするか
Tooltip.DELAY=500; //MOUSEOVERの何ミリ秒後に表示するか

ESET Smart Security V5.0 ダウンロード版の使い方

セキュリティソフト ESET Smart Securityは更新より新規購入したほうが安いのだが、手続きが少々わかりづらいのでメモしておく。

1.期限切れ警告からキヤノンのサイトにアクセスする。
2.希望の購入セットをクリックする(1年用やら3年やら3PC×1年やら)
3.キヤノンからVECTOR(もう一個あるが今回はVECTORをチョイス)のサイトに飛ぶ
4.コンビニ払いで購入
5.支払済みメールが来るまで1時間程度かかる
6.シリアル番号が届く(VECTORの場合、ライセンスと表現されているから注意)
7.キヤノンの下記サイトにアクセスし、ユーザ名・パスワードを取得する
「ESET Smart Security V5 新規登録」
http://canon-its.jp/cgi-bin/esetreg.cgi?urlflg=1&serial_no=&mode=000500&provide=CITS&version=5.0.93.16
(V5の場合。これ以降の版数の場合は調査のこと)

9.nod-reg@canon-its.jpから登録先メールアドレスにユーザ名・パスワードが届く
10.バージョンアップしている場合は新バージョンを上書きインストールする
11.右下アイコン右クリックでアクティベーションを選択し、ユーザ名・パスワードを入力する
12.ESETを起動し、ウィルス定義データのアップデートを実施する
13.ようやく右下アイコンのビックリマークや危険(赤)表示が消える